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【卒業】旅立ちに演奏したい感動のメロディ5選【送別】

旅立ちに演奏したい感動のメロディ5選
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3月、別れと出会いの季節…
卒業式や送別会など記憶に残る大切な場面に、音楽を添えられたら素敵ですよね。
そこで今回は、旅立ちや別れの場面で演奏したい、メロディ楽器にピッタリの曲を5つご紹介します。ぜひ卒業イベントや送別会などの演奏に役立てて下さい。

ところで…趣味で楽器を演奏していて、演奏するチャンスがあっても
いざ人前で演奏する時になって困るのが伴奏のこと。

naoo

そうそう。伴奏してくれる人を探すのって結構大変。

でも大丈夫!
ここで紹介する曲なら、メロディ楽器…しかも1人だけの演奏でも、聞いている人に感動を呼び起こすことができます♪おすすめの楽器も紹介しているので参考にしてみて下さい。

さらに演奏時に話したくなるエピソードや、演奏の時のポイントも一緒に紹介しますね。
それではいってみましょう!

旅立ちに演奏したいおすすめ曲

① ダニー・ボーイ

第二のアイルランド国歌とも言われているダニー・ボーイ。
もともと「ロンドンデリーの歌」というタイトルで、正確な作曲者は不明の古い曲です。
その後、1913年になってイギリスの法律家フレデリック・ウェゼリーが「Danny Boy」の歌詞をつけて、現在の「ダニー・ボーイ」として広く知られるようになりました。

ダニー・ボーイは、今なお世界中で愛されている名曲の一つ。
多くの人が一度は耳にしたことがあるかな、と思います。美しいメロディに感動するだけではなく、一緒に口ずさめる人もいるのでは。
日本では美空ひばりさんがカバーしたことで知られています。
別れを歌ったこの曲は、卒業や送別の場面にも馴染む一曲です。

演奏のポイント

一音一音を大切にして、それぞれの音が短くならないように気をつけて、たっぷりと優しく歌い上げて下さい。
サビの部分は、一番高い音に向けて徐々に盛り上がっていくイメージで演奏するといいかなと思います。

おすすめ楽器

* ティンホイッスル
* リコーダー
* オカリナ
* フルート
* クラリネット
* サックス
* トランペット
* ホルン
* トロンボーン
* ユーフォニアム など

おすすめ譜面

ダニー・ボーイ

簡単なメロディーのみの楽譜を選びました。
なんと、音階ふりがな付き!すぐに練習にとりかかれますよ✨

② 青春の輝き

1970年代を中心に活躍したロサンゼルス出身の兄妹デュオ、カーペンターズ
カーペンターズでよく知られているのが、「Top of the World」「Close to You」など、どれも名曲ばかりです。

邦題「青春の輝き」は1976年にリリースされたポピュラーソング。
原題は「I Need To Be In Love」、恋をしなくちゃ…という感じでしょうか。
原題と邦題のニュアンスが大きく異なる曲の一つでもあります。


歌詞を読み解くと、失恋した女性の心情を歌っている曲なのですが、その美しすぎるメロディは現在でも様々な形で演奏されています。
吹奏楽でも頻繁に演奏されるレパートリの一つ。

登りつめて行くように徐々に盛り上がってゆくサビは、引き込まれること間違いなし!
動きのあるメロディなので、無伴奏でも十分に感動を呼び起こすことができるでしょう。

演奏のポイント

楽器で演奏する前に、歌詞を見てみて、一度口ずさんでみることをお勧めします。
この邦題タイトル「青春の輝き」は実は歌詞の中に出てこない言葉なのです!歌詞を読みながら、なぜ日本語でこのタイトルになったのかを想像してみると、演奏の表現もより深みを増すのではないかなと思います。(ちょっと真面目なことを書いてみました。笑)

吹く楽器で演奏する際にはブレスの位置に気をつけると、より説得力のあるメロディラインを奏でられると思います。

おすすめ楽器

* リコーダー
* 鍵盤ハーモニカ
* バイオリン
* オーボエ
* フルート
* サックス
* トランペット など

おすすめ楽譜

青春の輝き

ピアノの譜面ですが、上の段(ピアノの右手部分)を演奏すると、メロディを演奏することができますよ。
音域が高いと感じる場合は、オクターブ下で演奏するのがおすすめ♪

③ さくら(独唱)

「さくら」は、森山直太朗さんの2枚目のシングルで、2003年3月5日に発売されました。
この楽曲は彼がブレイクするきっかけとなり、現在では卒業や桜ソングの定番となっています。

実はこの曲、もともとは森山直太朗さんの友人の結婚をきっかけとして作られたのだとか。
初めは2002年発売のアルバム『乾いた唄は魚の餌にちょうどいい』(ネーミングセンスが絶妙!笑)に収録されましたが、その後シングルカットで発表。アルバム版はバンドアレンジでしたが、シングルではピアノの独奏になっています。
日本語の美しさを散りばめたような言葉たち。旅立ちの場面を歌った、切なさと温かさが込められた歌詞が特徴で、森山直太朗さんの代表曲となっています。

大切な友達の旅立ちに寂しさを噛みしめながらも、また会える日を願う純粋な気持ち…ぜひ歌詞の世界観を味わいながら演奏してみて下さい。

演奏のポイント

前半部分はメロディとして動きが少ないですが、歌詞を歌うような気持ちで演奏すると単調にならなくて良いですね(^^)
サビの手前部分は、サビに向けて徐々に盛り上がって行くイメージで演奏してみて下さい。

おすすめ楽器

オカリナ、ハーモニカ、リコーダー、チェロ、トロンボーン、ユーフォニアム等

* オカリナ
* ハーモニカ
* リコーダー
* チェロ
* トロンボーン
* ユーフォニアム など

おすすめ楽譜

さくら(独唱)

④ 別れの曲

正式名称は「練習曲 作品10-3 」。
ピアノの詩人との名高いショパンによって1832年に作られた曲です。
日本では「別れの曲」とも呼ばれています。ちなみにフランスではTristesse(悲しみ)、英語ではFarewell(別れ)と呼ばれているようです。

この「別れの曲」、ショパン自身が弟子に「私の一生で、これほど美しい歌を作ったことはない」と語っていた、とにかく美しいメロディが特徴的。
切なく、繊細な旋律に心を奪われます。まさに別れの場面にぴったりの一曲です。

演奏のポイント

音楽的にはA-B-Aの形式です。
練習曲という名前だけあって、中間部分は技巧的で難易度が高いので、前半部分(Aの部分)だけの演奏がおすすめ。美しい旋律を素直な気持ちで歌うように演奏できると、さらに人の心に訴えかける演奏になると思います。

おすすめ楽器

* バイオリン
* ビオラ
* フルート
* クラリネット
* サックス など

おすすめ楽譜

別れの曲

ピアノの譜面ですが、上の段を演奏するとメロディーを演奏することができますよ。

⑤ アニー・ローリー

アニー・ローリー(Annie Laurie)は、愛と別れを歌った美しいスコットランド民謡です。スコットランド民謡の中でも一番有名な曲ではないかと思います。
シンプルな旋律と分かりやすい歌詞で、世界中で愛されています。様々な楽器で演奏できるため、初心者から演奏できるのが◎
中学校の音楽の教科書にも掲載されています。

この「アニー・ローリー」は、歌詞に登場する女性の名前なんです。
なんと実在の人物!スコットランド中に知られるほど、それはそれは美しい女性だったとのこと。SNSもインターネットもない時代に国中に知れ渡るとは、なんと美しい女性だったのでしょうか!

さてこのアニーは、詩人ウィリアム・ダグラスと恋に落ちます。相思相愛となった二人。
しかしアニーの父親の反対により、二人は引き裂かれてしまいます…詩人のダグラスはアニーを想い続け、詩として書き残しました。その後、この詩をもとに、スコットランドの女性音楽家が曲をつけます。そうして出来上がったのが、この「アニーローリー」です。

アニー・ローリーのイメージ

演奏のポイント

メロディがシンプルな分、演奏に表情をつけると飽きのこない演奏になりますよ。
焦らず、たっぷりと気持ちを込めて演奏してみて下さい。(´꒳`)
後半の徐々に高い音に向かっていくところは、高くなるにつれてリラックスする意識を持つと演奏しやすくなります。

おすすめ楽器

アニー・ローリーの優しく美しいメロディには、柔らかくまろやかな音色が合いますよ。

* アルトリコーダー
* フルート
* コルネット
* フリューゲルホルン
* ホルン
* ユーフォニアム など

おすすめ楽譜

アニー・ローリー

演奏しやすいC調「ドレミ」です♪

まとめ

別れの場面に演奏したい曲を5曲ご紹介しました。
気になる曲はありましたか?
ここでご紹介した曲なら、伴奏者がいなくても素敵な演奏をすることが可能です。ぜひ活用してくださいね♪


別れは思い出に残る大切な場面ですが、その時に演奏を添えるとその音楽は記憶と強く結びつきます。次にその曲を耳にした時、「あ、この曲はあの時演奏してもらった曲だ…」と、あなたのことが思い浮かぶはず。
気持ちを込めて大切に演奏してみて下さい。

この記事が皆さんの曲選びの参考になれば嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
naooでした。